環境問題

日本の公害歴史と現在も公害は発生している。

[voice icon="https://kouublog.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0862-1.jpg" name="こう" type="l"]日本で起きた公害問題が知りたい、そもそも公害って何?[/voice]

そんな悩みについて今回は解説します。

公害とは?

公害とは、「「公害」は、環境基本法により、事業活動その他の人の活動に伴って生ずる相当範囲にわたる(1)大気の汚染、(2)水質の汚濁、(3)土壌の汚染、(4)騒音、(5)振動、(6)地盤の沈下及び(7)悪臭によって、人の健康又は生活環境に係る被害が生ずること、と定義されており、この(1)から(7)までの7種類は”典型7公害”と呼ばれています」

引用元:総務省

要するに、 企業の活動によって騒音や廃棄物、製品中の有毒物が原因によって一般住民の生活に悪影響が及ぶことを言います。

公害の種類について

大気汚染

工場やその企業から何らかの汚染物質が大気中に飛散することで空気が汚染されること。

大気汚染に含まれる有害物質は主に、「硫黄酸化物 NOx」「窒素酸化物 SOx」「光化学オキシダント Ox」「粒子状物質 PM」「浮遊粒子状物質 SPM」「微小粒子状物質 PM2.5」が含まれています。

最近では、 光化学オキシダント Oxを多く含んだ光化学スモッグが多く発生しました。

水質汚濁

川や海などの水中に汚染物質が排出されて、水質が著しく悪化すること。

現代では水質汚濁のうち、生活排水が60%を占めており、工場排水より多いことが分かります。

過去には、 「イタイイタイ病」「水俣病」「重油流出」 などの問題が発生して、日本中が注目しました。

土壌汚染

工場などで使用された有害な化学物質や、排水などが地表面から浸透していき、汚染物質として蓄積していくことを言います。

また、盛り土や埋め立ての時に敷地内に土壌が汚染されている可能性もある。実際に、マンションや不動産の開発を通して土壌汚染は大きなリスクとなっている。

2011年に起きた東日本大震災で、福島第一原子力発電所で発生した事故で放射性物質が飛散して土壌汚染が深刻化する問題も発生した。

騒音

主に、人および生活環境に影響を及ぼす望ましくない音のことを言います。

特に工場や工事現場、営業などで騒音問題がありますが、最近では家庭間や近所で生活している中で騒音問題が発展することもあります。

過去には、成田空港や福岡空港で航空機による騒音が問題で訴訟される事件がありました。

身近な問題では、生活騒音による家庭用機器、冷蔵庫や掃除機が騒音問題になることもあります。

公害の対策について

大気汚染

大気汚染対策は現代、工場や企業では様々な対策が取られています。

集じん
気体中に浮遊する粒子を分離・除去する技術


排煙脱硫
排ガス中の硫黄酸化物 (NOx)を除去する技術


重油脱硫
重油中の硫黄分を除去する技術


排煙脱硝
排ガス中の窒素酸化物 (NOx)を除去する技術

引用元:独立行政法人 環境再生保全機構

また、身近なところでは 自家用車をエコカーに乗り換えたり、地産地消を心がけたりすることで対策が取れます。

[aside type="normal"]地産地消で大気汚染の対策になる理由は、食品の輸送距離を縮め、大気汚染物質や温室効果ガスの排出量を削減できるからです。[/aside]

水質汚染

水質汚濁の対策では、法律で水質汚濁防止法が定められています。

これは、汚水を排出している施設と企業、公共用水域に流す水(排出水)に対して全国一律の排水基準が決まっているということです。

最近では、工場や企業よりも炊事、洗濯、入浴等の家庭から出される生活排水が水質汚濁の要因になっています。

この場合は都道府県がその地域に対して重点地域として指定され、浄化槽設置や生活排水対策の普及啓発を推進している。

土壌汚染

土壌汚染の対策で私たちにできることは、主に3つです。

農薬が使われていない野菜を買う

畑や農業で使われている農薬には有害物質が使われています。

現代では、土壌汚染に発展しないように開発が進んでいますが、やはり農薬を使っているうえでは安心できません。

ごみの分別

ごみを分別しないまま焼却炉で焼却してしまうと有害物質が発生する可能性があります。ただし現代では焼却炉の性能が高いためその可能性は低くなっています。

もし、有害物質が発生したら水や空気に乗って土壌が汚染する可能性はあります。

ごみを出さない

日本はごみの排出量が多い国です。排出されたごみはほとんどが焼却され、2割がリサイクル処理です。

焼却された後の灰には鉛やカドミウムが含まれており、人体に影響を与えるとして問題になっています。

日本は埋め立てできる広さを確保できないため、ほとんどが焼却ですが皆さんが少しでもごみの排出を抑えれば立派な対策になります。

 

騒音

騒音問題で身近にできる対策は、防音壁や遮音シートの設置です。

騒音の対策はこれらに尽きるのですが、最近の防音壁や遮音シートは一般人で専門知識がなくても短時間で設置できるということで、注目されています。

極論を言えば、騒音を出している主と話し合うのが一番だと僕は思っています。

現在も公害は発生している

公害の対策は日本の法律によって定められていますが、現在もいろいろなところで公害は発生しています。

特に畑で枯葉などを焼却する際に、煙とにおいが原因で苦情が入るケースが多々あります。

確かに、僕もその体験は最近でも何回かありました。

また、台風による大雨や暴風によって土砂崩れや洪水被害が発生します。

がれきや泥が町に流れ込んできて、数日経つととてつもない異臭を放ちます。また、害虫が発生する可能性もあるのでこのような問題は完全に消え去ることはないでしょう。

公害は色々な問題からやってくるのです。

まとめ

日本では過去に様々な公害が発生しました。

現在では、過去の公害問題があってこその今があるので、今後公害問題が発生しないように、悪化しないようにできる対策をしなければいけません。

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